この度は、御社の商品オンデュリンシートのお蔭様で、生家の石蔵の修繕をすることが出来ました。 施工は、建築関係において、素人の私と同じく索人の妹の旦那の2人で行いましたが、日仏合作の賜物と自慢出来るものとなりました。日仏の賜物と言わしめる要因は、御社の丁寧な施エガイドが完成まで導いてくれたからです。
私が高校生の頃(今から40年前頃)、宮城県栗原市金成町(私の生家)に石蔵が建てられました。その石蔵が、 3月11日の東日本大震災で屋根瓦が半分ほど落ちてしまいました。震災で職人の人手が不足となり、修復時期や費用の面でも問題がありました。建築主である父(82歳)には、瓦を諦めてもらうしかありませんでした。父は、瓦を諦める事には抵抗があり決断に至っては「大変ショックで諦めされなかった」と、後に言つていました。
石蔵の屋根は、本材ではなく岩石(石よりやわらかく岩より硬い)で出来ておりました。また、屋根の縁がせり上がっており、まっすぐの垂木を設置することには色々工夫が必要でした。与えれた施工期間は盆休みの8/11~ 8/16の6日間しかなく、また、真夏の厳しい作業となりました。入念な計画で始めたものの何度となく壁にぶつかりましたが、徐々に出来上がっていく充実感と商品の質の高さに勇気づけられ最後まで頑張ることが出来ました。
82歳の父は、ここ何年も御酒を飲んでいませんでしたが、完成した日には、「ァァーッ・ぅまい」と、小さなグラスー杯の日本酒を満面の笑みを浮かべ飲んでいました。孝行らしいことをしてこなかつた私が、今回、御社のオンデュリンシートで親孝行できたことに感謝申し上げます。
「復興」「頑張れ」「前進」と言葉は躍りますが未曽有の震災地域では被害があまりに大きく頑張るも前進もできませんでした。 しかし、今は石蔵の修復で元気を頂き、高校時代の夢と希望に満ちていた自分に出会い自信を取り戻すことが出来ました。
まだまだ東日本大震災の復興は大変ですが必ずや復興を成しとげてまいります。そして家内と妹夫婦とともに、長年の願いであるパリの凱旋門を一緒にくぐりたい。ワインとフランスパンと高校時代に妙に心にしみたシルビィバルタンの「悲しみの兵士」を聴きながら晩餐できればと願っています。
オンデュリンシートとの出会いが人間的にも私を成長させてくれました。ありがとうございました。

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